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Policy of Wind Jammer-1/2010.1 クラブハーレーの記事より

ハーレーが持つポテンシャルを引き出し
長く楽しめるカスタムを追求する
ウインドジャマー

 「派手さを追うのではなく、長く楽しむためのカスタムとメンテナンスを心がけています」  
  そう語ったのは「ウインドジャマー」代表の牧之瀬保氏。18歳から大型バイクに乗り、愛車でチューニングを学んだ。勤めていた会社をやめた後、3年間世界を放浪。欧州のバイク・メーカーを訪ねて回った。'78年、渋谷に小さなショップをオープン。'80年代初頭に決めた現在の店名は、旅好きの牧之瀬氏が憧れる帆船"ウインドジャマー(風の旅人)"に由来するだけでなく、アメリカのカスタムショップ「ジャマーサイクル」との親交も表している。
  「ジャマーサイクルは過剰なチューンをしないでハーレーのパワーを引き出します。そこに共感したんです」という牧之瀬氏は、自ら同社にカスタム車をオーダーして親交を深めていった。その後、正規ディーラーとして10年以上活動し、本社のエンジニアとも交流。多くのノウハウを蓄積してきた。そして'09年の春に現在の場所に移転。カスタムやチューニング、中古車販売や整備をメインとするショップとして再出発した。
  「尊敬する先人達から学んだことを実践しながら、"ハーレーのある生活"をサポートしていきたい。ジャマーサイクルはハーレーの純正エンジン・ブロックを使って数々の最高速記録を打ち立ててきた。われわれもハーレーのポテンシャルを引き出し、速く、そして快適に乗ることの楽しさを追求したいです」


Policy of Wind Jammer-2

こんなエピソードがある

 1959年、ミネソタからロスをめざしてルート66を走る2台のオートバイがあった。ロスに着いた2人の青年は、ドラッグレースの世界で常勝を重ね、そのノウハウで得た技術で部品を作り、販売した。1人はEasyrider誌を起こしたジョー・トレーシー、もう1人はHDカスタムビルダー、ジャマーサイクルの祖、ミル・ブレアーである。
 1978年、フルチューンを施されたショベルヘッド2機を搭載したストリームライナーによって、時速450kmという驚異的な速度で世界一を成し遂げたのである。  
  その後カワサキにトップの座を譲り渡したものの、1990年には同じストリームライナーによって時速515kmをたたき出し、再びジャマーサイクルは世界一となったのだ。  

  ウインドジャマーに保管されているジャマーサイクル「Sprit of Jammer」号は世界最速を樹立したストリームライナーと同じエンジンを持つマシンで、ミル・ブレアー氏と親交の深い牧之瀬保(ウインドジャマー代表)に送られたものだ。

ストリームライナー号(1991年 Easyrider誌「IN THE WIND」より)
ミル・ブレアー氏(中央)と「Spirit of Jammer」号(右端)(1991年 Easyrider誌「IN THE WIND」より)
ジャマーサイクル「Spirit of Jammer」号

 

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